2006年 03月 19日
グンナール・アスプルンド展シンポジウム
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昨日は先日見に行ったグンナール・アスプルンド展のシンポジウム
「アスプルンドの意味するもの」を聞きに汐留へ。
出演者は内藤廣さん、吉村行雄さん、川島洋一さん、桐原武志さんの4名。
なぜ、アスプルンドをすばらしいと感じるか。
以下、内藤廣さんのお話を中心としたメモ。
---
・建築における精神性、生と死。これは日本が近代化の過程において排除し続けたもの。
日本の社会が失い続けた物を持っている。だから良いと思う。
・グローバリゼーションは人間の尊厳を保障しない。
・伝わりやすいもの、伝わりにくいものがあるとき
近代において伝わりやすいものばかりが広がっていった。
・現代の日本において精神性を一番表現している建築は六本木ヒルズかもしれない
・「ピュハ・ティラ」はフィンランドにある自然を聖なるものと考える文化。
八百万の神、自然崇拝等日本にも似た考え方がある。
スウェーデンの人たちはよく植物の名前、その使い方をよく知っている
日本人もかつては雨の名前、風の名前など良く知っていたはずでそういうものが
反映された暮らしをしていた。
---
もっと身近にある自然を楽しみ、身近な人との繋がりを大切にすること。
それが日本の文化を根底を支えていたに違いない。
と、考えた。
「アスプルンドの意味するもの」を聞きに汐留へ。
出演者は内藤廣さん、吉村行雄さん、川島洋一さん、桐原武志さんの4名。
なぜ、アスプルンドをすばらしいと感じるか。
以下、内藤廣さんのお話を中心としたメモ。
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・建築における精神性、生と死。これは日本が近代化の過程において排除し続けたもの。
日本の社会が失い続けた物を持っている。だから良いと思う。
・グローバリゼーションは人間の尊厳を保障しない。
・伝わりやすいもの、伝わりにくいものがあるとき
近代において伝わりやすいものばかりが広がっていった。
・現代の日本において精神性を一番表現している建築は六本木ヒルズかもしれない
・「ピュハ・ティラ」はフィンランドにある自然を聖なるものと考える文化。
八百万の神、自然崇拝等日本にも似た考え方がある。
スウェーデンの人たちはよく植物の名前、その使い方をよく知っている
日本人もかつては雨の名前、風の名前など良く知っていたはずでそういうものが
反映された暮らしをしていた。
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もっと身近にある自然を楽しみ、身近な人との繋がりを大切にすること。
それが日本の文化を根底を支えていたに違いない。
と、考えた。
by kokonoma
| 2006-03-19 21:35
| 東京 を歩く